【お困りごとの解決事例 分光特性異常を瞬時に判別 TL-シリーズ】Vol.13

お客様各位

東海光学 光機能事業部(愛知県岡崎市)のメールマガジンを
ご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回より、「お困りごとの解決事例 分析装置編」を全5回にわたりお送りします。

弊社の小型分光透過率計(TL-シリーズ)は、
名前の通り透過率を測定する機器です。
開発段階では、皆様から頂戴するご相談と、
弊社からのご提案を幾重にも重ねながら、製品を生み出しています。

今回の分析装置編では、
TL-シリーズの活用・解決事例をご紹介します。
皆様の課題解決の一助になれば幸いです。

TL-シリーズは、用途に応じて、
改造やオプション作製の実績もありますので、
今後ご紹介して参りますが、

第1弾の今回 は、
お困りごとの解決事例として、
“ 瞬時測定”を活用いただいた実際のソリューション事例をご紹介致します。

【ご相談】
・両面にARコートが施された光学部品を取り扱っているが、
ARコートが付いてないものが混入し問題になることがある。
・目視確認でコートの有無の判断をすることは、見落としが無いか不安が残る。
・分光光度計を用いて、抜き取り検査も行うが測定に時間を要する。
また、抜き取り検査であるためスルーしていないか不安がある。

【ご提案】
・TL-110の特長をご紹介し、工程検査に活用いただくご提案をしました。
今回、特にお役に立てた特長・機能は3つ
▼可視光領域を1スキャン約2秒で測定できるスピード。
▼基板を手にしたまま測定ができるハンドリングのしやすさ。
▼異常はすぐに検知でき、測定記録も自動保存されるため、手間にならない。

【ソリューション】
・測定時間を大幅に削減することができ、
抜き取り検査では無く全数検査を行うことができるようになった。
1日500回以上、多い時には1,000回近い測定をされていると聞いています。

この測定スピードを活かし、
弊社の眼鏡事業で、メガネレンズ製品の分光特性品質検査において、
TL-110が活躍しています。
一部改造をしてラインに組み込んでおり自動化しています。
装置2台を組み込み、同時に左右2枚のメガネレンズの
分光特性検査と合否判定を実現しています。
月に数十万回の測定をしています。

TL-シリーズは、
非常に多くのご意見・ご要望をいただく製品で、
いただいた声を参考にシリーズも展開しています。
TL-110v(縦型)は、
測定対象を持たずに設置して測定をしたいというご要望から製品化されました。

製品に関する情報はコチラ↓
https://www.tokaioptical.com/products/optical_technology/tl/

動画でもご紹介をしています(2分59秒)
https://www.youtube.com/watch?v=7L1qAQI3efk

 

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