メールマガジン
【ひとつ上のご提案 「それぞれに合った成膜製造装置」】Vol.23
お客様各位
東海光学 光機能事業部(愛知県岡崎市)のメールマガジンを
ご覧いただき、誠にありがとうございます。
【ひとつ上のご提案】を全10回にてお届けしております。
第4回は、ひとつ上の低散乱ミラー
「それぞれに合った成膜製造装置」
光を基板にあてて
必要に応じて、透過光と反射光に切り分ける。
実はここに、どちらにもなれず
基板(物体)に吸収されることもなく
こぼれてしまう光があります。
それが、散乱光。
例えて言うなら
木材をノコギリで切り分けた時に
下に散らかる木くずのようなもの。
この散乱光が多ければ多いほど
光量が減ってしまい
求める正確性や、精度が出なくなってしまう。
光を操る弊社としては見過ごせません。
光を自在に操り、求める精度を出すことで
装置の小型化や軽量化が叶うこともあるのです。
その1つが、ジャイロスコープ。
(リングレーザージャイロスコープ:RLG)
船や航空機の安全な運航に重要で
最近ではカーナビや、スマホにも利用されるほどの装置。
リングレーザージャイロスコープは
高反射率99.99%の低散乱ミラーが施された光路を
レーザーが高速で回り測定しています。
この低散乱ミラーも、実は多層膜。
先日導入したHELIOS(ヘリオス)で成膜したいところですが
高反射に欠かせない滑らかな成膜は
IBS(イオンビームスパッタ)の方が得意です。
設計だけでなく、成膜製造装置にもこだわりを持ち
弊社は成膜いたします。
弊社の生産技術(成膜製造装置)に関する情報はコチラ
https://www.tokaioptical.com/technology/production/
高反射ミラーに関する情報はコチラ
https://www.tokaioptical.com/products/prism_mirror/reflective_mirror/
ビューラー社のスパッタ装置『HELIOS』導入に関するお知らせはコチラ
https://www.tokaioptical.com/news/t20221005-2/
これからも皆様の【お困りごと】にひとつ上のご提案を目指し
今までお応えできなかった【お困りごと】
既製品では解決できない【お困りごと】など
弊社のカスタマイズと合わせて、ご提案してまいります。
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