高反射ミラー(誘電体多層膜ミラー、金属ミラー)
高反射ミラー(誘電体多層膜ミラー、金属ミラー)の特長
誘電体多層膜ミラー
光量損失の低い高反射のミラーを作製できます。
環境耐久性に強い膜を成膜できます。
金属ミラー
入射角度依存性の低いミラーを作製できます。
誘電体膜との組み合わせにより、増反射効果を出す成膜も可能です。
誘電体多層膜ミラーよりも安価で作製できます。
樹脂基板への成膜も可能です。
ご希望の波長に応じて、設計、ご提案いたします。
高反射ミラー(誘電体多層膜ミラー、金属ミラー)の概要
誘電体ミラー
各種測定機などでは、高反射率のミラーが求められ、その波長は用途によって様々です。
金属ミラーでは対応が難しい波長範囲での使用や、より高い反射率をもつミラーなど目的に合わせたミラーが製造可能です。
レーザ光学系や光通信用の光学系など幅広い分野で利用されています。
金属ミラー
誘電体多層膜と比べ、安価に入射角依存性、偏光依存性の少ないミラーを製造することができます。
アルミミラー(Al)
紫外線の波長から赤外線の波長まで高い反射率を持ち、また反射率の平坦性が高いという特徴があります。耐擦傷性向上のための保護膜加工や、反射率向上のために誘電体薄膜と組み合わせた増反射ミラーの製造も可能です。カメラ、望遠鏡等の各種光学機器に使用されます。
銀ミラー(Ag)
可視光線の波長範囲から赤外線の波長範囲において非常に高い反射率を持ち、他の金属ミラーと比較して偏光依存性が小さいという特徴があります。
銀は性質上、腐食しやすい材料ですが、ドライコーティング技術により、環境性能の高いミラーををご提供できます。
顕微鏡、測長機、望遠鏡、プロジェクタなど幅広く利用されています。
金ミラー(Au)
化学的に安定な物質であり、600nm付近からCO2レーザの発振波長10.6μmなどの広い赤外線の波長範囲で高い反射率を持つことが特徴です。光通信用光学系にも用いられます。
用途
- レーザ
- センサー
- 医療機器
- 光通信
- 照明機器
- デジタルカメラ
- プロジェクタ
- 照明機器
- ディスプレイ
- 光ピックアップ
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