全数検査にかける時間とコストを大幅削減

液晶画質性能の高水準化が進む昨今、
保護フィルムのグレードアップも必須条件に。

お問い合わせ窓口

光機能事業部
0564-45-8000

営業時間:平日9:00-18:00

大型ビジョンやデジタルサイネージなどといった公共広告から、自動車のインパネやカメラやデバイス、家電などまで、私たちの暮らしには多くの液晶モニター・液晶画面が採用されています。このように液晶モニターが一般化するに伴い、よりクリアで鮮やかな画質を求める声が高まっています。そこで、液晶画面を守る保護フィルムにも妥協は許されません。
これまでフィルム製造メーカーでは、定数検査を行い、検査をクリアした製品と同じ工程で製造した製品であれば品質が保証されていました。しかし、自動車のインパネやデジタルサイネージなど、高価格帯の製品では大幅に不良基板を削減する必要があり、製造メーカーは今までの工程を見直し、全製品検査によって品質を保証しなければならない時代になっています。

課題抜き取り検査から全数検査へ。検査にかける時間とコストを削減したい。

保護フィルムになどに求められるのは「透明度」です。透過率が高いフィルムは映像の色彩をそのまま届け、よりリアルな映像が再現できるため、品質検査ではフィルムに入った光がどのくらい通り抜けるかを示す「透過率」を測定します。
ご相談を受けたフィルム製造メーカーでは、液晶パネルに使用するフィルムの製造を請け負っています。これまで以上に高品質なフィルムを提供するため、受注先から出荷前の「全数検査」を求められていました。
ところが、ガラスやフィルムなどの透過率を測定する「分光光度計」は1台1000万円以上と非常に高額な検査機器です。光学メーカーでは一般的な検査機器ですが、非常にコストがかかるため、光学メーカー以外の製造メーカーが自社で備えることは難しい現状がありました。
しかも、大型であるため、検査機器自体の移動が困難で、検査の際は、検査対象品を検査場まで運ぶ必要がありました。また1枚の検査に数分と時間を要することも課題。
1日1000スキャンにも及ぶ全数検査には、多大な費用と手間・時間がかかることがネックとなっていました。

課題

ソリューション誰でも手軽に全数検査が可能に。 導入コストも安価で、工程効率の向上にも貢献。

当社の『分光透過率計TLシリーズ』は、工程内・出荷前検査の時間短縮を目的に開発された製品で、1枚あたり約2秒で測定できるため、検査時間を大幅に短縮することが可能です。
今回、フィルム製造メーカーからのご相談に対し、本品を提案したところ、1台45万円台と安価であることからすぐに現場への導入に至りました。
『分光透過率計TLシリーズ』の特徴である「基板をセットしてボタンを押すだけ」という簡単操作の利点をいかし、検査要員を削減。測定結果は瞬時にパソコンで自動転送・保存され、新入社員が検査を担当しても支障なく全数検査を実施できるようになりました。
さらに『分光透過率計TLシリーズ』は小型でシンプルな構造も特徴です。たやすく持ち運びができるため、ご提案したフィルム製造メーカーでは『分光透過率計TLシリーズ』を現場に持ち運んで、その場で品質チェックを実施するなど、別工場での検査にもご活用いただいています。
出荷前の全数検査を他工場にも展開でき、品質管理レベルが高まるだけでなく、工程の効率化にもつながりました。

東海光学のソリューション

今後の展望

塗装品、印刷品など有色透明体の検査・判定にも広く活用。

今回の事例のようにフィルムやガラスなどの透明体の品質検査では、透明度を示す「透過率の高さ」が求められます。一方、サングラスのレンズなど有色透明体の検査では光がどのくらい透過するかを示す「波長ごとの透過率の違い」が求められます。
『分光透過率計TLシリーズ』はこれらを測定でき、色の濃さを数値化することが可能です。例えば、海外メーカーの輸入サングラスの品質保証書にはレンズの濃度が明記されていますが、日本で販売する際にはその数値を再度確認することによって、信頼性が増します。さらに、『分光透過率計TLシリーズ』はマットやスモーク調など濃度の高い有色透明基板にも対応可能です。
このように、成型品、フィルム、塗装品、印刷品などの有色透明体に対し、今までは目視で検査・判定していた工程で定量的に判定できるようになり、より高いレベルでの品質の安定化に貢献できます。

ご紹介製品

お問い合わせ窓口

光機能事業部
0564-45-8000

営業時間:平日9:00-18:00

TOP