品質保証
品質方針「私たちはお客様の信頼と満足をえる品質の商品を提供します」
「顧客第一主義」を掲げる当社では、眼鏡事業と光機能事業との一貫体制で品質保証部門を構え、各事業部が持つ知識やノウハウ、経験を共有しています。2000年には、設計・開発段階の品質管理も対象にした品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001および、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を取得しました。こうして全社を挙げて品質の維持向上に取り組み、お客様に満足いただける製品の提供に努めています。
求められる性能・品質に応じた検査を実施しています。
当社のお客様は業界の幅が広く、それだけに取り扱う製品数が多いのが特徴です。製品ごとに求められる品質管理水準が異なり、私たちはお客様が求める品質に応じた検査を行っています。
光学部品に求められる外観品質は1~100μm程度であり、それをいかに制御するかが重要です。空中に浮遊する塵や皮膚片など、ごくわずかな異物も発見できるよう光学機器を用いて外観を検査するなど、精度の高い検査を行っています。外観の他にも用途に応じて必要とされる性能確認・検査も行っております。
初期性能 | 環境耐久性 |
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独立した品質保証部が第三者の目で業務活動を監査。
当社の「QA(品質保証)」「QC(品質管理)」の両軸をそれぞれ別部門でチェックすることを前提として、品質保証体制のさらなる強化を目指しています。
光学検査や外観検査などの品質管理や、服装・エアシャワー・持ち込み品・手洗いといった入退室管理などは、製品生産を行う生産部門にて実施しています。品質保証部は独立部門として、現場での検査体制が確実に実施されているかどうかを第三者の目線から監査します。年数回のプロセスオーディットを実施して、定期的な商品の評価や規格の見直し、業務活動に対する監査などの活動を組織的に行っています。
精度の高いクリーンルーム環境と全社員によるクリーンワークで管理体制を強化。
当社では、外観レベルが1〜100μmの高品質な光学部品を取り扱っています。そのため、クリーンルーム環境を設け、さらに周回する回廊による二重構造扉を設置し、材料の受け入れから、出荷まで塵埃の侵入・発生を抑制しています。
クリーンルームはクラス10,000、局所でクラス100以下というレベルを保ち、さらに要求値が高い製品に対してはクリーンブース、クリーンベンチを設置し、限りなくゼロに近いクリーン環境を整えています。
さらにこうしたクリーン環境を維持するために、全社員を対象としたクリーンワーク教育を徹底しています。教育テストにて一定水準を満たした者だけがクリーンルームの入室を許可されるだけでなく、1日2回、全作業者による清掃活動をルーティン化して品質管理に対する意識向上に努めています。
お問い合わせ窓口
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